テニス肘の治療方法

薬物療法

肘の外側または内側に圧痛が認められます。 バックハンドテニス肘は発生頻度がフォアハンドテニス肘の約3倍で、テニス肘といえばバックハンドテニス肘のことを指すことも多く、初心者、女性、中高年に好発します。 再発予防も含めたテニス肘の予防法としては、ラケットのガットを緩めにするなどのラケットの選択やフォームの改良、前腕のストレッチング、サポーターの活用、テニス後の肘のアイシングなどがあげられます。 症状の程度によっては、局所を安静にするためテニスを完全に休ませます。

 

どちらもボールがラケットに当たる時の衝撃が、手首を動かす筋肉の肘への付着部に繰り返し加わることによって、微小断裂や損傷を来し発生するものと考えられます。バックハンドテニス肘ではバックハンドストロークのたびに肘の外側に、フォアハンドテニス肘ではフォアハンドストロークのたびに肘の内側に疼痛が現れます。抵抗を加えた状態で手首を背屈させたり、肘を伸ばした状態で椅子を持ち上げさせると痛みが誘発されます(トムセンテスト、チェアーテスト)。バックハンドテニス肘では手首を背屈させる動きで肘の外側に運動痛を生じます。

 

場合によってはステロイドホルモンの局所注射をすることもありますが、急性期にとどめるべきでしょう。一方、フォアハンドテニス肘は10〜20代の男性に多く発生します。その一方で、前腕ストレッチング、筋力トレーニング、温熱、低周波、レーザー光線などの理学療法、テニス肘用サポーター、消炎鎮痛薬の内服や外用などを組み合わせて行います。

 

 前者では手首を背屈する(甲側に曲げる)筋肉がついている上腕骨外側上顆(がいそくじょうか)(肘の外側のでっぱり)に、後者では手首を掌屈(しょうくつ)(手のひら側に曲げる)する筋肉がついている上腕骨内側(ないそく)上顆に発生するため、それぞれ上腕骨外側上顆炎、上腕骨内側上顆炎ともいわれます。また、テニス以外の日常生活でも手首を使う動作のたびに同部位に疼痛が現れます。テニス肘とはテニスのストロークを繰り返し行ったことで肘が痛くなる障害で、バックハンドストロークで肘の外側を痛めるバックハンドテニス肘と、フォアハンドストロークで肘の内側を痛めるフォアハンドテニス肘があります。

 

ストレッチ

テニスが何よりも好きという方にとっては、「とにかくまずテニスを当分やめましょう!」という医者の言葉ほど、受け入れがたいものはないでしょう。手のひらを上に向けた状態で親指側の肘が痛いのがバックハンド肘と言いバックボレーやバックストロークに問題があって起るテニスエスボーです。

 

治療は最初の2週間は週3回、その後の1ヶ月は週2回、最後の1ヶ月は週1回でした。当時はほぼ毎日、今でも2日おきぐらいにやっています。まず、テニスエルボーに関してですが、痛みのある部位によって正確には3種類あるんだそうです。

 

3番目はサーブ練習のし過ぎで起る症状で、フォアハンド同様、小指側あるいは肘の裏側に痛みがあります。3ヶ月目あたりになって治療に行く回数が減っているのは、筋力トレーニングの方法の要領がわかり、セラピストからも「自宅でやれるんなら、わざわざもう通う必要はないよ」と言われたからです。

 

トレーニングメニューを見ていただくとおわかりのようにゴムロープとダンベルさえあれば、自宅でできるものばかりです。カナダのバンクーバーに住んでいた時、テニスエルボーで約2年テニスができない苦しい時期を経験しました。今、テニスエルボーに悩みながらも、何とか肘と自分自身を騙し騙し、日々テニスに励んでいる方の参考にしていただければ幸いです。

 

打点が遅れた状態で無理にトップスピンをかけたり、単純にフォアハンド・ストロークを数多く練習しているとこの症状が出ます。テニスエルボーの治療は根気強く焦らずにすることが大切です。腱は筋肉と違って丈夫な分、逆に傷めると修復に時間がかかります。次に小指側が痛いのがフォアハンド肘です。3週間後、バンクーバーでフィジオセラピーに通いました。

 

痛みがひどい場合は、腱が炎症、部分的に断裂している場合もあります。テニスのやり過ぎで肘の外側(親指側)前腕部の筋肉が疲労、更に悪化すると肘の筋肉の付け根(以後、腱と表記)も痛めてしまうのが、バックハンド・テニスエルボーです。通常テニスエルボーと言われているのは、この症状が一番多く、私の場合もこれでした。でも、これは、絶対にして、最高の治療法です。医者から言われたことと自分の経験をまとめてみました。

 

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