テニス肘の症状

テニス肘の症状

テニス肘の症状

 

 

バックハンドを打つときに、テイクバックからインパクトに向けて、いったん手首を内側に曲げてから甲側に伸ばす動作をする方がいます。症状は初期にはバックハンドストロークを打つときのみに、肘痛が徐々に出現します。バックハンドエルボーと比べて、比較的上級者のプレーヤーに発生します。これは前腕部の肘近くで手の甲側についている筋肉なので、腱がある肘の外側に、痛みを覚えることになるのです。これは、過度に手首を使った打ち方になってしまいます。これらは、前腕部の肘近くで手の平側についている筋肉なので、腱がある肘の内側に痛みを覚えることになります。

 

外側型はテニスと無関係に、日常生活のなかで発生することも多く、加齢による筋肉の退行変性が原因となります。テニス肘(ひじ)の発生原因は、テニスのしすぎです。テニス肘で、もっとも多く発生するタイプです。いわゆるOver use、練習量過多が考えられます。手首を積極的に使う打ち方ですが、比較的厚めのグリップに多いかと思います。フォアハンドはテイクバック時に手首を甲側にそらせ、インパクトに向けて手首を曲げて打つ方がいます。

 

このとき酷使され損傷を受けるのが、前腕伸筋群です。ここで損傷を受ける筋肉は、前腕屈筋群のうち、特に回内筋・回外筋で、肘を内外に捻る筋肉です。一日の練習量・時間が増大するにつれて、テニス肘の発生率は増大します。初心者に多く発生します。また内側型は熟練者に多く、フォアハンドストロークやサービスによって発生するのです。

 

日常生活では、お茶をつぐとき、コーヒーカップを持つとき、タオルやぞうきんを絞るとき、ドアのノブを回すとき、洗い物をするときなど、手関節を背屈することにより肘痛が出現します。バックハンドの苦手なプレーヤーは初心者に多いからです。進行するとフォアハンドストローク、サービス、スマッシュ、ボレーなどで疼痛が倍増し、ラケットを握ることも不可能になります。テニス肘は内側、外側の二つの型に分けられます。外側型が最も多く、バックハンドストロークによって発生するもので、テニス初心者やウィークエンドプレーヤーに多くみられます。

inserted by FC2 system